およそ3
 
『だいたいの曲は似ている』
 広島の怪バンド、およそ3のこの曲。イイっすね。コンセプトとしては岡崎体育の『MUSIC VIDEO』の楽曲版といったところか。そういっちゃうとなにか二番煎じみたいに思われるかもしれない。また、ビデオの似ているパターンというのはシロウトにもわかりやすいけれども、楽曲の似ているのがなぜどうして似ているのかということは理論を省いた感覚だけではなかなかわかりにくいし、理論を言い始めたら3分5分では終わらないし理屈っぽくなって面白くない……
 
  (レビュアー:大島栄二)  

 
『What A Wonderful Life』
 メッセージソングなんてもう古いと思っていた。でも、それは間違っていた。絶えず向上しようという拡大思考が現代の限界に直面すれば、前進を止めて現状に留まるスローライフこそ肯定されて、そこに前向きなメッセージなど要らないのだと思っていた。でも、それは間違っていた。生きるということはそれそのものが前進であって、現状がどうあろうと、前に進むということは善であり、勇気である。そのことを、こんなハッピーな曲に教えられた想いがする……
 
  (レビュアー:大島栄二)