フレンズ
 
『地球を越えても』
 宇宙人設定なのだろうかフレンズ。地球を飛び出してどこかの星のパーティーに潜入してもすぐに馴染んで楽しんでで、結局ステージに上がって演奏しちゃうって、前回レビューした『常夏ヴァカンス』とまったく同じで。同じといってもそれはマイナス評価をしようというのではなくて、逆にすごくイイなという感じ。どんなシチュエーションでも自分がしっかりとあるということ。そして明るい。10年以上前にパーティーロックというジャンルが登場して、いろんなバンドが……
 
  (レビュアー:大島栄二)  

 
『常夏ヴァカンス』
 暑い。暑い。京都はもう10日連続で38度超えだ。今日も明日も38度を超えるだろう。そんな時に「常夏ヴァカンス」というタイトルの曲を聴いているなんてどういう自虐的レビューなのだろうか。歌詞も「冒頭から軽く炎天下超えて思考回路意味ないね〜」だ。本当だ。思考回路なんてまったく機能しない真夏日。でも、音楽を聴くのは思考回路とは別のものだね。この曲、とても良い。全体的にマイナーなコード進行というかメロディ進行というか、哀しみに溢れた雰囲気が……
 
  (レビュアー:大島栄二)