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Teenage Fanclub
『I'm In Love』
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　いい年の取り方をしているなあ……。Teenage Fanclubの新曲を聴いて、そんな感嘆の声をあげずにいられなかった。空にかかる虹でPVは始まる。映像では彼らの円熟味溢れる渋い姿をうかがい知ることができるが、それと対照的なさわやかで青い（でもちゃんと哀愁もある！）曲がぐっと胸にくる。ギターロックって若者だけのものじゃないよな。そう素直に思えてしまう。若さも哀愁もどちらも含まれているのだから、心が揺さぶられるのも当然。私には、この曲が人生賛歌のように思えてならない。また、数年前の来日公演を見に行った際、彼らは数々の名曲を淡々と自然体で演奏していて、それがちゃんとロックしていることにとても感激した記憶もよみがえってきた。等身大でロックをやっている、その様が本当にかっこいい。彼らはまさに名前の通り、十代のころと変わらないハートを持ち続けているのだろう。ニューアルバムも発売されたばかり。今後も青く渋い活躍を期待し続けたい！
(2016.9.21) (レビュアー：夜鍋太郎)
 

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