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Easycome
『something』

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 久しぶりに見たぞこのバンド名。Easycome。2年前にレビューした時、「心地良い。心地良い。3回くらい連続していいたい、心地良い」と書いたバンドだ。久しぶりに聴いても、やはり心地良い。バンドとしてのバランスがとても心地良い。この心地良さって一体何なんだろうと考えてみたけれど、それ、2年前も考えたよな、そしていろいろと理屈をつけてみたけれど、それが本当に心地良さの解明に至ったとは思わないし、今回もきっと解明なんてできないだろうと思うので、考えるのはやめにする。このMVは何かの映画のエンディングにさしかかった映画館の様子を1カメ回しっ放しで撮影されている。2分過ぎあたりから映し出される長髪の若者がいる。映画の上映が終了し、エンディングロールまで観ていた観客たちも次々に席を立って帰って行く。曲も終了してるのにその光景がずっと映される。それでも長髪の若者は席を立たずに画面を観ている。きっと彼はこの映画に何か思い入れがあるんだろうな。だから曲が終わってるのにそのシーンを続けるのだろうな。と思ったら、もう1人、観客が席を立たずに座り続けている。なんだろう、あれは一体なんだろう。映画館での撮影で、画面にはこの曲の歌詞が字幕として表示されているので、どこかの映画館を借りて撮影したのだろう。だから観客も掃除をしてるスタッフも、みんなエキストラのはずで、個々の動きはディレクターの指示に従ってやっているはず。2分過ぎにアップになった人(主役?)以外の人はみんな立ち上がって去っていくのが普通なのに、ディレクターは主役(?)以外にも「ちょっと君は席を立たずに座り続けててください」という指示をしたのだろうか。うーん、すごく謎である。その意図はいったい何なんだろうか。楽曲が歌が心地良いということ以外にもう語ることがなかったのでそういうMVの謎について書いてみたけれど、そんなことは彼らの音楽にとってどうでもいいことかもしれない。謎だけれど、そんな謎の解明をするよりも、彼らの曲を何度も何度も聴いて、心地良く過ごすことの方が断然良いんじゃないかなあとか思ったりしている。
(2019.9.6) (レビュアー:大島栄二)
 


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