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ダイアモンド✡ユカイ
『ハイポネックス』

 ロックとは何かというのは音楽論としてだけでなく精神論としても語られることが多い。もちろん成功した方がいいしステージ上でスポットライトと声援を浴びた方がカッコいいに決まってる。では一体何がカッコいいのかと言われれば究極の答など見当たらず、100人いれば100人の考えがそこに現れるのではないだろうか。そんな中、僕はこの動画に出てくるダイアモンド✡ユカイの姿を、ひとつのカッコ良さとして挙げたい。園芸用の液体肥料のCMソングを歌うからか、花を大胆に縫い付けたスーツを着て、花柄のアコギを抱えて笑顔いっぱいに歌うダイアモンド✡ユカイ。かつてはRED WARRIORSのボーカルとしてロックシーンの中心に立っていた。デビュー前の渋谷Egg-manのライブを見に行った僕としてはあまりの変わり様に驚くが、けっして失望などすることはなく、むしろ形式的なロックを身に纏っていた頃よりもはるかにロックを感じるのだった。近年はバラエティ番組にも積極的に出て、タレントとしての側面が強いが、それも47歳で娘を授かったことなどが影響しているのではないだろうか。何をしてでも家族を守る的な姿勢がそこには感じられる。やっていることは多少変わっても、けっして「あのスターは今」的なイメージではないのが凄い。異論が多いのは承知の上で、これこそロックな生き様だと思う。
(2014.9.22) (レビュアー:大島栄二)
 


   
         
 


 
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