秦 基博『ひまわりの約束』 Next Plus Songignophone『夜を越えて』

ひめキュンフルーツ缶
『パラダイム』

 スガシカオが自主レーベルからメジャーに戻り「何度だってやり直せばいい♪」っていバラードを唄っていて、ふーんて聴いてたんだけど。しばらくしたらその曲、ワールドカップの日本敗退の後での振り返りレポートのBGMで使われていて驚いた。今年はワールドカップ年→日本がんばれソングもうお腹いっぱい→W杯は99%日本優勝しない→日本がんばったけど負けたとTVラジオで扱う→「何度だってやり直せばいい♪」ソング需要!!スガシカオ百数曲ストックの中から、W杯前にさりげなくリリースしておく。舞台裏、営業担当のトークで「敗退時にピッタリ!」というプレゼンがあったかもしれない。これが、一曲の発表で関わる何人もの生活費を稼ぐ、大メジャーのプランニング。自分都合や契約スケジュールで成り行きのリリース作品が商業的に勝てるわけないよなー。
 などと今年を振り返りつつ、ラジオCMを聴き流してたら強烈なサビが流れてきたんですよっ、「一周年!一周年!」。なに?この曲…凄くないか!周年記念のアピールソングとしての華やかさと力強さ。歌詞は頭に残らなかったけど、そんなの関係なーい。大サビ「一周年!一周年!」があれば、この曲の出現以降、どんな業種のあらゆるショップ・商品・サービスに対して抜群の一周年記念ソングとして用いられる。オープン1周年のドラッグストア店頭で、ハンバーグ屋の1周年記念割引を取り上げる王様のブランチで、初回から1年振りのコンクリートミキサー特集のタモリ倶楽部で、このサビが鳴り響くシーンが想像できる。だがしかし、聞き間違いでした!ゴメン「一瞬で、一瞬で♪」でした。間違い、間違い。スマン、「いっ」しか合ってないわ。

 っていうステマ。ひめキュンフルーツ缶は愛媛県のローカルアイドル、かわゆす!スガシカオのくだりはあれはホントのところはよくわからんです。
(2014.10.14) (レビュアー:北沢東京)
 


   
         
 


 
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