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2019年12月マンスリーランキング


1位:クリープハイプ『バンド 二〇一九』

クリープハイプも10周年か。新人でしかなかったバンドに10周年とかいわれると自分がどんどん押し出されていく感じがしてちょっと切ない。が、それは10周年を迎えたバンド自身もかつて自分たちがいた場所から徐々に押し出されていく的な何かを……


2位:スガシカオ『アシンメトリー』

先日ある人の、知らない人の文章を目にして。幼い頃にそうとは知らずかけられた呪いの言葉に苦しめられていて、でもそうとは知らなかったので何に苦しめられていたのかも知らずに苦しく生きていて……


3位:奥田民生『世界の終わり』

奥田民生が球場ライブで弾き語りをし、そこでミッシェルの世界の終わりを歌う。コメント欄に「おじさんたちにとってはセカオワじゃなくてミッシェルの世界の終わりなんだ」という書込みがあって……


4位:キリンジ『千年紀末に降る雪は』

年の暮れになると決まってかけるのがモータウンクリスマスのCDで。楽曲とパフォーマンスのクオリティももちろん素晴らしい名盤なのだが、それ以上にこの季節の音楽としては定番感というのが大切だと思っている。定番というのは世間では……


5位:中川家『地下鉄御堂筋線ブルース』

大阪の地下鉄、御堂筋線。その停車駅についてひとつひとつツッコミを入れるという歌。面白い。しかしツッコミを入れられている駅や街について何か知ってるのかというと……


6位:ニトロデイ『ジェット』

善くも悪くも音楽は時代を反映する。駅が夜の1時でもうどこへも行かれやしないなんていうのは30年前のバブルまっさかりの時代に歌われたのだろうか。30年前なら尾崎豊がどこへ行きたいともなくバイクを盗んで走らせたのだ……


7位:TETORA『ずるい人』

切り裂くようなハスキーな声。ハスキーというのかこれ? ハスキーとはちょっと違うのかもしれないけれど、各フレーズの語尾で裏返るような発声が限界に挑んでいるように聴こえるし、限界に挑んでいるような歌はやっぱり魅力的に聴こえる……


8位:Waater『Just Say It』

どこだろうこの天井の低い場所。それだけでもう興味深い。ライブハウスがどういうところであるべきかということに正解はなくて、そりゃあバンドにも客にも豪華で快適な場所の方がいいんだろうけれど、記憶に残っているのはどうしようもない空間ばかり……


9位:岡崎体育『式』

大阪の地下鉄、御堂筋線。その停車駅についてひとつひとつツッコミを入れるという歌。面白い。しかしツッコミを入れられている駅や街について何か知ってるのかというと……


10位:桜庭龍二『旅人』

ドラマ「日本ボロ宿紀行」を見てます。昭和歌謡の一発屋が、当時のヒット曲のCDを背負って再起。おじさん歌手と美人若手マネージャーの二人が地方営業ドサ回り……


次点:徳永由希『明け方、愛について。』

このルーズに進行していく歌。まるで日常のリアルがそのまま歌になっているようだ。ルーズというか、ダルいというか。テンポよく進んでいく日常のリズムに懸命についていこうとするけれどももう無理、みたいな。その結果あらゆることを……


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Posted by musipl