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ウワノソラ『恋するドレス』

ポップスの旋律にぴったりとハマる声というのは確かにあって、このバンドのいえもとめぐみさんもそういう声の持ち主である。思い起こせば大貫妙子もEPOも僕は既に売れてから後追いで知ったし、最近では流線型の一連の作品も気がついたら売れていて、慌てて後からチェックするように聴いたものだ。だからこういうまだまだ今後の約束などされていない状態のポップス声に出会うというのは貴重だと思っていて、そういう意味でも拾い物のような、今のうちに聴いておいて損はない「声」だろうと勝手に思っている。音楽をやっている人のクオリティと成功が一致しなくなった昨今、この声が多くの人の耳に届いて天命を全う出来るのか、それとも人知れず消えていってしまうのかは判らないけれども、だからこそ、この恋する女性の不安げな心模様もジャストサイズで表現できているのかもしれないなんて勝手なことを考えながら聴き入ったのである。

(2014.8.4) (レビュアー:大島栄二)


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review, ウワノソラ, 大島栄二

Posted by musipl