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B’z『だからその手を離して』【地道な努力を積み重ねることが、真の意味での唯一無二の表現を生む秘訣なのだ】

当時のことを知らない人には想像もつかないだろうが、B’zはデビュー当時TM NETWORKのパクリバンドだと揶揄されていた。松本孝弘がTMのサポートギタリストをしていたということもあるし、松本自身、小室哲哉の影響が大きかったと語っている。こうして再び聴いてみると、確かに打込みの占める比率が高いサウンドだし、パクリと言われても不思議ではないな。だがTMのギタリスト木根尚登が後年「エアギターだった」と告白するのに対し、売れる前にはギタークリニックを頻繁に開催していた腕前の松本孝弘との差を考えれば、両者のサウンドが異なるものになっていくことは必然で、今となってはB’zのサウンドを誰かの模倣などと言う人はいない。もし仮にそういう疑念を持つ人がいたとしても、口に出したところで相手にされないだろうし、音楽業界人であれば何を妬んでいるのと言われてオシマイだ。音楽をする人はただひたすらに音楽で結果を出せばいいだけのことで、人気やお金は後からそれについてくる。B’zにとっての28年とはひたすら音楽を磨き鍛え上げてきた歴史であり、たとえ音楽性の趣味が違っても、そのことに異論を挟む人はいないだろう。スタート時にどのようなものであっても、まずは一歩を踏み出したことが彼らの成功の原点なのだろうし、一歩の後も地道な努力を積み重ねることが、真の意味での唯一無二の表現を生む秘訣なのだと思う。彼らがブレイクしたのは「BAD COMMUNICATION」。当時僕が努めていたビクターの営業所に彼らが挨拶に来た時のことは今でも覚えている。おそらくああいうキャンペーンを可能な限りやっていたのだろう。その「BAD COMMUNICATION」を取り上げたかったのだけれど、動画無し。ちょっと残念です。

(2016.4.9) (レビュアー:大島栄二)


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B'z, review, 大島栄二

Posted by musipl