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Lunchu『summer records』【有名でも無名でも、そんなん関係なく好きなものは好き!】

好きである。はっきり言おう、好きである。勝手な印象をいうとすれば、出てきた頃のフリッパーズギターを思い出す。その音楽が登場した時代背景や複数曲でのクオリティやマジョリティによる期待感や、そういうことを詳細に比較し始めると軽々にフリッパーズギターなんて名前は出しにくいのだが、いやいや、音楽を聴くってそんなことじゃないでしょと思う。軽めのシンバルの音、軽めのギターのリフ、軽い割にはブインブイン鳴っているベース、力の入っていない女性ボーカル、どれをとっても軽いのにズズンと耳に脳に響いてくる不思議さ。断片的なイメージの積み重ねで光景を膨らませつつ、でも最後のピースがみつからないジグゾーパズルのようなもどかしさがあって、でもこのなにか足りない感じ、夏ってこんなんだよなあという印象が心地良さとともに広がってくる。どこまで行っても夏は夏という、そんなことを感じさせてくれるだけで音楽として上質だなあと、思うのである。感じさせてくれるのなら別にこの曲でなくとも、有名な曲でも無名な曲でも最新曲でも旧い曲でもOK。だからこの曲でも当然OK。そういう曲は意外と少なかったりするので、やっぱりこの曲は貴重だし、好きなのである。

(2016.4.29) (レビュアー:大島栄二)


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review, 大島栄二

Posted by musipl