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クウチュウ戦『ぼくのことすき』【プログレは単なる音楽ジャンルではなく、生き様そのものだ!】

さりげなくブッ飛ぶという独自の境地を驀進するクウチュウ戦。このビデオはその境地も極まったなという感が強くて本当に好き。プログレバンドとばかり思ってて、2年前にmusiplで紹介したときも「泣きのプログレ」と自称してたことが書かれてて、1年前の「追跡されてる」でもプログレ感はまだまだ健在で、しかし今年2月の「雨模様です」ではフォークロックか?と突っ込みたくなるテイストを押し出し、そしてこの曲では単なるポップロック。いや普通だと“単なるポップロック”と言うのは魅力ないぜ的なニュアンスが含まれるのだけれども、クウチュウ戦の場合はこの“単なるポップ”ロックをさり気なくやるところにこそ、音楽ジャンルとは違った彼らのプログレ性が現れているといえるのだろう。そう、“ロックは単なる音楽ジャンルではなく、生き様そのものを指す言葉だ!”と同じような意味合いで、“プログレは単なる音楽ジャンルではなく、生き様そのものを指す言葉だ!”と言っても成立するような、そんな迫力を感じさせる“単なるポップロック”だ。相変わらず映像にも凝っていて、前述の「追跡されてる」などでは映像編集テクニックで凝った感じを見せていて、それはそれでテクニックはあるけれども彼らのプログレ的な変態性とはちょっとちゃうなと思っていたのだけれど、この「ぼくのことすき」では宇宙飛行士のようなコスチュームで実際のNASAの映像(絶対許可とか取ってなさそうで好き♬)と合成して、元映像に出てくる技術者のおっちゃんと会話しているようにうなずいたりしてるシーンとかあって、かなりこだわって細かく作り込みをしている。このマニアックなこだわりとそれによって生み出される完成度の高さがステキだ。

(2016.9.26) (レビュアー:大島栄二)


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review, クウチュウ戦, 大島栄二

Posted by musipl