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中塚武『JAPANESE BOY』【音楽である以前にエンターテインメントな、ゴージャスな1曲】

曲とビデオのシンクロぶりがすごくて魅入ってしまう。初期のiTunesには、パソコンで曲を流すと画面でCG的な画面がスクリーン再生されるような機能があって(あれはもう無いのかな?)、初めてそれを見た時はすげえなと思ったけれども、それとは較べものにならないくらい。例えて言うならバーチャファイター1と最近のゲーム(やらないのでタイトル名なんかは不明)くらいの違い。もちろん時代が違って技術も違うし、曲に合わせてオリジナルで作られているので当たり前なんだろうけれど、昔このCG動画を作ろうとしたらレンダリングに何日かかったことか。そんなことを考えるとやはりスゴいなの一言。中塚武の曲もゴージャスで、基本は本人の打込みなのだが、バックを支える協力ミュージシャンたちのスゴいこと。ひとつひとつの音がゴージャスで一切の出し惜しみがない感じも、この動画のテンポの良さとカラフルさと共通するものがある。1人で音楽を制作するとどうしてもマニアックで独善的な方向に向かっていくことが多いのだが、この曲はこの圧倒的なゴージャスさが、実際にはマニアックそのものの中塚の音楽制作をリスナーに感じさせないでいる。そのこともスゴいなと思える大きなポイントだし、この人は音楽家である以前にエンターテイナーなのかもしれないと感じる所以である。

(2017.3.6) (レビュアー:大島栄二)


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review, 大島栄二

Posted by musipl