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LONGMAN『Back Home』【ジャンルがどうとかどーでもいいレベルのカッコ良さ】

メロディックパンクバンドというものが独特の世界を持ったジャンルだということはもちろんのことで、不用意なことを言うといろいろな方面からバッシングが飛んでくる可能性があるので少々怖いのだけれども、敢えていろいろ言おう、頑張って。メロディックパンクのバンドには結構コワモテのバンドが多くて、時としてコワモテ競争みたいな、いや、どちらかというとチキンレースのような根性合戦みたいな傾向があって、もうあとちょっとでスクリーモかよというようなバンドもチラホラ。で、マニアだったりする界隈ではそういうのがウケる理由もよくわかるんだけれども、どんどんと狭いところに入り込んでいって普通の音楽ファンは置き去りみたいな方向に向かってる場合も多い。そういう視点でこのLONGMANを見ると、そういうコワモテ競争なんて知らんもんね的な明るさと、音楽ってそもそも楽しいものだよねというような抜けの良さを感じる。だが、じゃあコワモテ路線に背を向けたメロディックパンクが全部成功するのかというとそんなに簡単な話ではなくて、狙ってコワモテ路線に背を向けようとするとその戦略が先に立ってしまって、ヘナチョコアイドルがパンクやってみましたみたいな感じになってパンクファンには総スカンを受けて終わる。だから、何が言いたいのかというと、想像だが、LONGMANのみんなはそんな路線がどうとか戦略がどうとかいうことなど考えず、自分たちが好きな音楽をやったらこうなったという、自然発生的なバンドなんだろうと思うのだ。愛媛県で自主レーベルでという、なんかの中央的なところから隔絶されたところでのバンド活動だからこその、この自然なカッコ良さなのではなかろうか。ボーカルのSAWAさん超キュートだし、ベース弾いてるアクションがとってもカッコいいし。うん、素敵です。これがメロディックパンクであろうがなかろうが、そんなことはもうどーでもいいと思えるレベルで感服してしまう。

(2017.4.27) (レビュアー:大島栄二)


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LONGMAN, review, 大島栄二

Posted by musipl