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John Frusciante『Brand E』【ツボを外さない曲作りはこうした電子音の形でも発揮されている】

Red Hot Chili Peppersのような活動歴の長いスーパーバンドになると、この時期がベストだ、いや、このアルバム期こそ至高! みたいな論議は尽きないのではないか。ただ、彼らの音源が最も多くのリスナーに届いたのは、John Fruscianteが在籍した時期(それもまた第一次か第二次のどちらが良いか、的な話題はあるだろうが)であることに異論はないだろう。2019年に再びレッチリに復帰したことにより、新たな黄金期を期待するリスナーも多いはず。以前から、ジョンにはソロ活動への強い意欲があった。バンドに戻ったあとも、こうして個人名義で曲を発表している。元々、ソロでは披露していたエレクトロへの傾倒ぶりをより強烈に打ち出したのが今作だ。やはりJohn Fruscianteという名の刷り込みから、まだどこか抒情的なギターの音色をイメージしてしまいがちなのだが、彼らしい職人めいた、そしてツボを外さない曲作りはこうした電子音の形でも発揮されている。結局のところ、しかと心に響く作品だった。

(2021.1.20) (レビュアー:夜鍋太郎)


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Posted by musipl