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Roomania『三日月になれたら』【地方バンドが全国を対象に飛躍する可能性は増えたんじゃないかなあ】

昨年末くらいにTwitterにメッセージが届いて、MVを見てくださいと。そういうメッセージはたくさん届くけど、基本的には無視します。ひとつひとつに応えるわけにはいかないので。しかし、その昨年末のメッセージの差出アカウントには見覚えがあって、「ん?」となりました。なぜなら、近くレビューしようかなとチェックしておいたリストの中にあったバンドの名前だったから。メッセージに添えられていたMVとチェック済みのMVとは違っていたので、今回はチェックしていた方で。曲としてもこちらの方が良いと思うし。それにお願いメッセージは基本的に無視する方針ですし。

そのRoomaniaというのは島根県で活動するバンドということで、そういう地方バンド、基本的に好きなんです。でもそれだけでレビューするわけじゃないし。だったらつまらなくても地方というだけで取り上げることになるし、そんなんはつまらないし。Roomaniaというのは東欧のルーマニアなんですかね。それともルームのマニアなんですかね。ルームのマニアというのは緊急事態で外出自粛の昨今にはフィットした性格だなあと思うし、そもそも数年前だと実際にライブハウスで見てもらって的な活動をベースにするのがスタンダードで、それだから地方バンドはハンデキャップを負っていたけれど、こうして活動自粛→無観客ライブ配信みたいなリモートが普及していく中で、もちろん様々な活動制限を受けるバンドマンには苦難の時代ですけど、地方バンドが全国を対象に飛躍する可能性は増えたんじゃないかなあと思ったりします。ルームからルームへ。音楽の可能性が広がって欲しいところです。

このMVもそうだし、メッセージをもらった方のMV『スノウドロップ』もそうなんだけれど、ボーカルの人ともう1人の女性メンバーだけが映ってて、最初は2人ユニットなのかと思いました。しかしwebサイトのプロフィールをみると4人編成のバンドで、どうなんでしょう、メンバーは黒子的な存在でいいんですかね。サウンド的には音数少なめだけどシンプルながら効果的な演奏になっていて、聴いていてホッとします。もっとバンドバンドしたイメージを押し出してもいいと個人的には思うんですけどね、どうなんでしょうか。

(2021.1.22) (レビュアー:大島栄二)


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Posted by musipl