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The Lathums『Foolish Parley』【曲作りにおける老成さと若さの混在した感触】

2021年に活躍が期待される要注目の新人として、英国メディアからの視線も熱いThe Lathums。ただ、まだアルバムも出していない中、果たしてどんなバンドなのか、断片的にしかわからないのも事実だ。今回はそんな彼らのEPから、MV公開された曲を取り上げたい。映像には「時計じかけのオレンジ」や「ジョーカー」をオマージュしたような内容が盛り込まれている。そこに写る彼らの佇まいや顔つきは、あどけなさや初々しさを感じさせる。何しろ、まだ「新人」なのだ。音の軽さやシンプルさも、若さ故か、と思えてしまう。だが、曲のダークさとサビのフレーズは大変気持ちよく、私の好みにしっかり合っている。全体的に憂いを含んだ曲調もいい。影のあるテイストで鳴らされたギターの音もまた強く印象に残る。その辺の曲作りにおける老成さと若さの混在した感触がかなり癖になる。こちらの期待をいい意味で裏切るような、ぶっ飛んだデビューアルバムが今から楽しみでならない。

(2021.3.3) (レビュアー:夜鍋太郎)


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Posted by musipl