阿部真央『いつの日も』 Next Plus SongMassan × Bashiry『春夏冬』

RETO
『私の歌』

 ポップな声の女の子はボーカリストになってしまうのだろうか。そういう女の子をバンドマンはボーカリストにさせてしまうのだろうか。RETOのボーカル小山結衣の声はポップなキュートさでありながらもドスの利いた迫力を併せ持っていて、聴いていると心の奥に傷をつけて去ってしまうような、そんな鋭さを感じてしまう。歌の上手いボーカルはたくさんいるし、変化球のようなキャッチーさを売りにしているボーカルもたくさんいるが、鋭さを持ったボーカルはなかなかいない。もちろんそういう声を活かす楽曲というのも必要で、以前の曲では鋭さなどは必要の無い、単にポップを指向するだけの曲を懸命に歌っていたようだが、この曲などは声を活かすには最適の楽曲のように感じられる。素材が本当に活きるためには、そういう出会いを待つということも必要なのだろうし、今彼らにはそういうタイミングがきているのかもしれないと思った。
(2015.1.12) (レビュアー:大島栄二)
 


   
         
 


 
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