コレサワ
 
『パープル』
 黙っていても時間は過ぎ、その日はすぐにやって来る。別れの日だ。それは各々が次に進む晴れやかな日で、そのことは誰もが祝われるべきこと。いつまでも同じでいていいはずはない。同じでいるというのは朽ちることでしかなく、だから、変わらなきゃいけないのだ。でも、変わるというのはちょっとせつない。なんとかして今の大切なものだけでも変わらずにいるわけにはいかないのだろうか。そんなことは誰しもが思うが、変わらないわけにはいかない……
 
  (レビュアー:大島栄二)  

 
『君のバンド』
 「あたしの好きな音楽はライブハウスでしか聞けない。君の好きな音楽はいつもテレビで流れてるね♪」って、ちょっと前なら青春パンクバンドがギャンギャンのギターで怒鳴って唄うテーマだった気がしたけど、パンクだったらひがみ節で終わったかも?今や、どんなマニアックな分野にもカワイイが大躍進してて、カワイイの超越力はポジティブだ。 最後のしめが、君とライブに行き帰りはスキップって、100点です。The Birthdayのチバユウスケが「なぁパンクス……
 
  (レビュアー:北沢東京)