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サマーソニック2015の歩き方(千鳥足編)

 文=夜鍋太郎


<ソニックステージがやばい>

 洋楽インディー系はソニックステージにずらりとそろっている。個人的には、この辺のラインナップが非常に楽しみだ(Circa WavesやBest Coastなど、至福の時間が過ごせそうだ)。もちろん、Madeonもでかい会場でこそ見るのが楽しみだし、Darliaのような今年大注目の新星がどんなライブを披露するのか、できれば確認したいところだ。しかし、ソニックステージこそやばい、やばすぎる。今年のサマソニはグラミー賞界隈をにぎやかした、いわゆるポップアイコン的なアーティストも多いが、インディーズ系も例年以上に充実している。当日の外の暑さによっては、日が落ちるまでは、延々、幕張メッセのソニックステージにこもっている可能性もあるのではないだろうか(ジョンスペもいるし!)。もし、そうなったとしても、十二分に、楽しみ、満足できるはずだ。

 

Circa Waves「T-Shirt Weather」

 

 

Darlia「Napalm」

 



<最大の目玉、オールナイター>

 2日間で一番の注目となるのは、例年、ミッドナイトソニックがあった枠でのホステス・クラブ・オールナイターだ。洋楽インディーズ好きが集うホステス・クラブ・ウィークエンダーが、サマソニとドッキング。これによって、今年は万全の布陣になった、と言えよう。あるいは、このイベントこそがサマソニ2015の白眉だ、と捉える人も中にはいるはず(それはわたしだ)。何しろ、あのThom・Yorkeがソロとして登場。トムが一体何をしてくれるのか、どんなステージになるのか、想像するだけで胸が躍らずにはいられない(ちびる寸前である)。

 何よりも楽しみなのが、Franz FerdinandとSparksのコラボ、FFSがこのオールナイターで見られることだ。もしかして、ここが今年のピークとなるかもしれない。アルバムもすばらしかったが、ライブでは、フランツの曲もスパークスの曲も披露される。こんな贅沢極まりないイベントが、どちらかの一日券を持っているだけで楽しめてしまうなんて、何とお得なことか。これはもう、その期待から、今すぐにでも、ちびってもいいはずだ。

 

FFS「Police Encounters」

 



 ほかにも、Spiritualized、Deerhunter、Jon Hopkins、Baio(Vampire Weekendのベーシストによるソロ)など、また別の(一日がかりの)フェスとして成り立つほどで、垂涎もののラインナップだ。本当にすごい。これは、もはや、よだれを垂らしている場合なんかではない。そう、ちびりそうだ。

 

Spiritualized「Come Together」

 


<2日目のスタート>

 
 

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