編集長 大島インタビュー、第3弾!

『musiplのレビュアーたち』


西の都から全国へ、未知の音楽情報を発信。
          松尾宗能 for Parks Records

M子:松尾宗能さんも、初期から書いてくださっているレビュアーのお一人ですね。この方もかなりインディーズの音楽シーンに詳しい印象ですが、大島さんのようにレーベルをやっていらっしゃる方ですか?

大:松尾さんは僕の故郷(福岡)にある中古レコードショップのオーナーです。かつてはインスタントシトロンというバンドのインディーズ時代のメンバーでした。

M子:じゃあParks Recordsはお店の名前なんですね。ショップのオーナーは、もともとお客さんに良い音楽を勧めるプロですから、レビュアーとしては貴重な存在と言えますね。松尾さんとは、福岡時代からの仲ですか?

大:いえ、彼とは数年前にTwitterで知り合い、僕が帰省した際などに何度かお会いするうちに親しくなり、僕からオファーしました。やはり長年ショップのオーナーをやってきた方なので、間違いなく良い音楽を紹介してくれるだろうなと思って。僕自身も、彼の勧めでCDを買ったことがあるし。

M子:musiplでの松尾さんの選曲センスや、曲の選び方についてはどう思いますか?

大:彼は地元福岡のRKBラジオで『ドリンクバー凡人会議』という番組を持っていて、そこで良質のポップスからアイドルまで幅広く紹介しています。福岡のポップスシーンと関わりの深い彼独自のバックグラウンドが、musiplの選曲にも反映されている気がします。僕や他のレビュアーの守備範囲ともほとんど重ならないフィールドなので、とてもありがたいんですよね。

M子:なるほど、松尾さんの視点は、福岡の音楽シーンをつぶさに見てきた方ならではのものだったんですね。福岡は音楽が盛んな都市だと聞いています。福岡出身のミュージシャンも多いですし。そうしたレビュアーさん独自のバックグラウンドを知った上でレビューを読むと、より楽しめそうです。

 
松尾宗能:レコードショップ[PARKS ~Used CDs & Vinyl Records~]オーナー。 ドリーミーなポップス、ソフトロック、AORから、ソウル、R&Bや、 ポスト・パンク、アヴァン、マシーンミュージックまで、幅広くそして深く愛しています。 地元・福岡のミュージシャンのプロデュースをしたり、 RKBラジオ「ドリンクバー凡人会議」のパーソナリティを務めたりしています
 

各レビュアーの個性がmusiplを創っていく

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