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THE YELLOW MONKEY『天道虫』【ライブバンドの真骨頂のようなライブ的MVがカッコいいすな】

キター! イエモンの新曲なので久しぶりに取り上げてみようと思ったんだけれども、なんか吉井和哉のボーカルにエフェクターかかり過ぎじゃないですか。確認しようと思って何度も何度も何度も繰り返して聴くうちに、エフェクターかかり過ぎかどうかはよくわからなくなって、これはこれで別に良いよなとも思うようになってきたけれども、だからといって最初に聴いた時の「ボーカルのエフェクターかかり過ぎじゃね?」というイメージが拭い去れるかというと拭い去れなくて。まあいいや。少なくとも最初のAメロBメロのあたりまでは不思議なテイストの声。もはやオッサンなので声量が昔ほどなくてマキシマイザーをかけすぎたとかじゃなければいいんだけれども。吉井和哉の声って艶かしいのが特徴で、それは耳元で歌ってくれているような生々しさがあるからこその艶かしさなんだけれども、だからもう声量なんか無くっていいので、ノンエフェクターでアカペラでやってくださいと言いたくもなる。それはさておき。このMVは吉井のアップがあんまり無くて、中国の青果市場みたいなところでパフォーマンスしている全景を中心にしている。これがライブ的で好き。ライブに行くと自分の席からの目線だけなので、メンバーの大きさもみんなほぼ均一に感じられる。スタジアムのスタンド上の方だったらもう点にしか見えないからモニターばかり見ることになっちゃうけれども、せっかくの生ライブなのだからモニター見てるのはもったいないよね。だから点でしかなくてもホンモノのメンバーを見つめながら楽しむのがいいと思うしそうするけれど、このMVはメンバー全員が映っているシーンが多くてライブを感じられて好き。たまにメンバーのアップもあるけれど、吉井だけという感じではなくてメンバー全員を均等に映していて、それはそれで最前列で見ているような感じで好き。MVはライブとは違うのでビデオ特有の表現を入れつつ撮影し編集するのがいいんだけれども、イエモンのようなライブバンドは、MVでもライブを感じさせるようなのがいいなあとあらためて感じます。ライブを感じるといったって、アマチュアバンドのライブ映像みたいに固定カメラでステージ全体をただ録画しているというのは単調で退屈でダメだけれど、MVでありながらライブを感じさせるこういう作りは、すべてのアーチストにとって参考になるよなあと思う。簡単な話ではないし、それよりもボーカルのエフェクト何とかしろよとか、全イエモンファンにめっちゃ怒られそうなことを思いながらですけれども。

(2018.12.1) (レビュアー:大島栄二)


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review, THE YELLOW MONKEY, 大島栄二

Posted by musipl