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SUPER BEAVER『予感』【現在もっとも勢いのあるバンドのひとつ】

現在もっとも勢いのあるバンドのひとつといって間違いないのではないだろうか。春には初の武道館ライブが即日ソールドアウトし、この曲もゴールデンの民法ドラマ主題歌に抜擢されている。ただまあそういうビジネス的な好調不調はどうでもよくて、音楽的にどうなのかがやっぱりバンドには大事なことで。2年前にレビューした時も感じていたのだが、このバンドのサウンドには強さがある。渋谷のボーカル力、メッセージ力の卓抜さはもう聴けば一発で理解できることだが、並のバンドであればそこに頼りっきりになってしまい、単なる伴奏メンバーになってしまうところだが、SUPER BEAVERのバンドとして卓抜しているところは、けっしてサウンドが歌に負けていないというところだろう。曲の中でどの楽器も陰に引っ込んでいるところが無い。かといって自分だけ目立とうというような野心が空回りして邪魔になっているようなところもなくて、つまりは4分12秒の間、ゴールを目指して全力で走っている4人のスプリンターのような様相で、誰かが独走することもなく最後までハラハラしたレース展開をしているような、そんな曲でありバンドの力量なのだ。バンドの曲を聴く以上、そういうサウンドであって欲しい。どの楽器も伴奏以上の存在感を発揮して欲しい。そう願うものの実現できているバンドは思うよりも少なく、だからこそこういうSUPER BEAVERのようなバンドは貴重だし、売れていようがいまいが勢いのあるバンドといって間違いないのだ。それが売れているものだから本当にすごい。イヤホンで聴くと多少ベースの音が小さく感じられる向きもあるだろうが、そういう人には是非とも、mp3ではない音源を低音がちゃんと出るスピーカーで鳴らして聴いて欲しいし、聴くべきだと思う、こういうバンドのサウンドなのだから。

(2018.12.3) (レビュアー:大島栄二)


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Posted by musipl