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review, 松浦達

review, 松浦達

喩えの内部に主体性が収容されるならば、小さい薬局内でミスチルやスピッツ、ワンオクなどの過去の曲群がオルゴール・アレンジで流れているのが気になりながら、先月ほどのクアラルンプールという都市の大きなモールでは兎に角、EDMもそうだが、アッ ...

review, 松浦達, 桑田佳祐

review, 松浦達, 桑田佳祐

某・公共放送の朝の連続ドラマを観なくなって随分経つ。いや、テレビ、あらゆる大きなメディアからどんどん遠のいている。耳から得られる異言語のニュースや落語、プログラム、音楽から自分なりに時代に色を付けて、相当なものじゃないと自身で得られる ...

review, 松浦達

review, 松浦達

今年の一大事件といえるカルヴィン・ハリスがファレルやケイティ・ペリー、フランク・オーシャンなど豪華で多岐にわたるアーティストをフィーチャーして世界基準でのポップ・アルバム『Funk Wav Bounces Vol.1』を創ってきたとい ...

review, 松浦達

review, 松浦達

旬に旬のものを手に、ときにめでられるだけでありがたいと思える日々が続くということそのものが貴重でかけがえなく、ありがたい。花鳥風月がまるで深い霧の向こうで遠くの仮想現実の中に閉じこまれてしまうかの様な世の速度に巻きとられながら、なおさ ...

review, 松浦達

review, 松浦達

個人的な感慨に過ぎないかもしれないが、あわててフィナーレよりカーテンコールを求める方がいいと思えるように、きっと世界、日本遺産を巡る感動が以前ほどなくなってゆくのは、遺産を愛でるならば、今の進行形で失われてしまう触感の下でのものを詩性 ...

review, 松浦達

review, 松浦達

いろんな言語、価値観、また、沈黙もコミュニケーションになる場でふと話題を忘れることがある。ティーカップにスプーンを差し込んでミルクを混ぜようかという矢先に窓から見える空が綺麗だね、みたいなときに似て、優しいようで、しかしでも、何らかの ...

GRAPEVINE, review, 松浦達

GRAPEVINE, review, 松浦達

文学的な、という形容詞が無化している瀬にでも、有名な芥川龍之介や太宰治、または永井荷風などの古典群でも擦りきれるほどに多くの人たちに深く耽読されていったり、いや、それこそ海外文学全集みたいなものはどうなってゆくのだろうかと杞憂を持つ。 ...

review, 安藤裕子, 松浦達

review, 安藤裕子, 松浦達

転倒のときに彼は何を想っていたのだろうなと考えるくらい不粋なことはない。きっと今日の昼御飯や納品管理がどうとかそんなもので、だから、別に床で存在がこけても、連絡が褪せても、どうも想いもしない。ELTやジュディマリが好きだったな、くるり ...

review, 松浦達

review, 松浦達

どんな生物にも、“生老病死”という楼門のどこにも実のところ出られはしないのだと思う。脳だけを保存、フリーズして電子化してもその未来の先で、誰が俟っているのだろう。生きたら老い重ねる。そして、ときに病気を患い、“こと切れる”こともある。 ...

LILI LIMIT, review, 松浦達

LILI LIMIT, review, 松浦達

最後の晩餐には裏切りが必ず、どこかにある。

だからといって嘆くことはなく、こういうメニューで、こういう配置で、と言ったところで適わないのが人間の持つカルマのような何かで、そこを極端化してしまうと、美術館には誰も訪れなくなっ ...