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otter hangout『閃光』【このバンドはカッコいいです。曲がカッコいいです】

カッコいいぞ。ルックスはというと然程でもない。というか、ギターボーカルあやかすの表情は少々怖いくらい。女性メンバーによるバンドをガールズバンドとかギャルバンとか呼ぶけれど、そして便宜的に僕も使うけれど、なんかそういうの好きじゃない。男性メンバーのバンドをボーイズバンドと呼ぶか?ガールとかギャルとか言ってる時点でなんか若くて弱々しい的なイメージを刷り込もうとしてるんじゃないかとか思う。そんなんおかしいよな。性別とかどうだっていいじゃないか。ルックスなんてどうだっていいじゃないか。そうはいってもそういう部分に引き寄せられるリスナーは一定数いるし、リスナーがいるんだからそういうマーケティングでバンドが作られることもしばしばだ。いかにも女の子みたいな可愛い子がチョイスされるし、男性だけのバンドだってモデルの女の子を連れてきてMVを制作し、自分たちは表に出ないとかしちゃう。しかしそういうのカッコ悪いと思うんだよな。バンドなんだから、バンドの音楽のファンなんだから、音楽のカッコ良さを評価しろよ。と思う。

そういう意味で、このotter hangoutを評価します。カッコいいから。音楽が。音楽が良ければイイし、音楽が悪ければクソだ。音楽にはいろんな価値があるし、カッコいいにもいろんな評価軸があるし、それはわかってるけれども、このバンドはカッコいいです。曲がカッコいいです。

(2019.6.13) (レビュアー:大島栄二)


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review, 大島栄二

Posted by musipl