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Louis Cole『Things』【正直言って、私は恐れ入っている。感服つかまつった】

前年の大傑作、Thundercatの「Drunk」。そのプロデューサーの一人でもある、Louis Coleのソロ作である。彼のマルチな才能は、このメロディセンスにおいてもうかがえる。正直言って、私は恐れ入っている。感服つかまつった。なんだか、圧倒されすぎて、武士めいた言い方にこそなっているが、とにかく曲がいい。大好きにならずにいられない、見事なまでのビーチボーイズ感! ああ、終わってしまった夏が愛おしくなる!(例年同様、何か素敵な思い出があったわけではないのに!) レーベルはBrainfeeder(Flying Lotus主催)で、そちらの勢いもすごい。こういう才能ある人が、たとえば、音楽の超初心者である私をプロデュースするとしたら、どこまでのものが出来上がるのだろうか。よし、まずはドレミから、ってヤマハの子供教室みたいだが、もしかして、あっという間にものすごいことになるんじゃないか、爆売れするんじゃないか、とわくわく。私の謎の野望がなぜか触発された、恐るべきマルチな才能!

(2018.9.19) (レビュアー:夜鍋太郎)


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review, 夜鍋太郎

Posted by musipl