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Jungle『Heavy, California』【濃厚で“のりのり”! ネオソウルは阪急沿線的イメージ?】

彼らは「ネオソウル」というジャンルにカテゴライズされるらしいのだけれど、くわしいことはわからない。まあ、自分なりに解釈すれば、ソウルでファンクでエレクトロでゴスペル風味もあって……と、結果、よりわけがわからないことになってしまった。まあ、つまるところ、「のりのりやな」。この一言でいけそう(なんとなく、「ネオソウル」は大阪と神戸の間あたり、というか西宮近辺、しかも阪急沿線的なイメージ。もちろん、根拠は皆無だ)。この曲はファルセットばりばりの歌声と、きらきらとしたゴージャズな雰囲気が特徴的だ。肉感的なパワーも感じる。発売されたばかりの2ndアルバムも、グルーブ感満載の曲や、しっとりと落ち着きつつも腰から動いてしまうようなどっしりとした曲など、濃厚な内容になっている。なんだか、西宮とか書いたせいで、阪急電車のあずき色が頭から離れてくれないのだが、みなさんそれぞれの「ネオソウル観」を見つけてほしい。

(2018.10.24) (レビュアー:夜鍋太郎)


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review, 夜鍋太郎

Posted by musipl