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Mando Diao『One Last Fire』【ロックンロールリバイバル。改めて聴いてみると、やっぱり好きだなあ、としみじみ思う】

ロックンロールリバイバル。2000年代初頭のあのブームに思いを馳せるだけで、しんみりしてしまう。あれほど熱かった時代は完全に過去のもの。個人的に、Mando Diaoって瞬間風速的にはThe Strokesと並ぶくらい日本では勢いがあったイメージだ。また、スウェーデンのバンドがかっこいい的な空気もあった(中でもHives最高!)。活動のペースを落としたり、早々に解散したり、あの時代のバンドのあり方も様々な中、Mando Diaoはまだまだ現役。とは言え、メンバーも結構入れ替わっているようだ。主要メンバーのGustafが脱退したのも知らなかった……。ただ最新曲を聴いたら、うれしなつかし、といった気持ちになる。メロディラインが、いかにも彼ららしい、それ故だろうか(ちょっと落ち着いた印象も受けるが)。1stが出たときの衝撃は、何よりメロディの良さもあってのことだった。なんだか残ったメンバーの見た目も変わったようだが、改めて聴いてみると、やっぱり好きだなあ、としみじみ思う。

(2019.10.16) (レビュアー:夜鍋太郎)


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Posted by musipl