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Four Tet『Baby』【全体に通底しているKieran Hebdenの美意識、美しさ】

3月に3年ぶりの新作が出たFour Tet。彼の仕事ぶりは一貫して美しい。空撮したこのMVにも「美しさ」が象徴的に表れている。流れるように多様な地形、その色合いの変化も楽しめる。染み入るように心地よい音と、ところどころで早まるビートが相まって、アウトドアや観光とは違う形で「自然」を体感することができる。音楽もまた旅の一種の形態である、と意味ありげに言うこともできるし、それは間違っていないのだろうが、この景色の移りようはあまりにもすばらしい。アルバムを聴き通していく中でも、さまざまな表情を見せてくれる。その全体に通底しているのは、Four TetことKieran Hebdenの美意識、彼が捉える「美しさ」だと思う。フジロック出演も発表された。開催時期にはどうなっているのかわからないし、昨今の状況では先々のライブの話なんて意味がないのかもしれない。その上で、さまざまな願いを込めて締めの言葉を記すが、8月には最高のステージを見せてもらいたい。

(2020.4.22) (レビュアー:夜鍋太郎)


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review, 夜鍋太郎

Posted by musipl