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さすらいナンバープレート『本気でMother Fucker』【なんだこの完璧な展開は。天才なのではなかろうか】

この飄々としたテイスト。とても好き。自己紹介ソングと言ってもいいのだろうか。最初にソロを取るメンバーが「ドラムのサカモトユウタです」と歌うのだが、持ってるのはギターw。そしてボーカルの紹介をする前に「ここまで僕らのペースについて来てるかな他に聞きそびれたことはもうないかな」って、ボーカルのこと紹介してからそれ言えよw。その後にボーカル自身が自分の名前を連呼するんだけれど、連呼されてから「ああ、それ別に聞きたくないし、聞きそびれたことはやっぱり無かったわ」と気付いてしまう。なんだこの完璧な展開は。天才なのではなかろうか。自己紹介ソングとしてオッサンが真っ先に思い出すのはRCサクセションの「よォーこそ」。この曲はライブ盤でもある彼らのアルバム「RHAPSODY」に収録されていて、久保講堂でのライブパフォーマンスなのだが、その直後に脱退した小川銀次も紹介されていて、ギタリストが仲井戸麗市1人体制になった頃に「RHAPSODY」を聴くと、自己紹介ソングっていうのは難しいものだなあと思ったりしたものだ。いや、だから自己紹介ソングをするなというわけではないし、むしろ自己紹介ソングを公開することで、このバンドの結束を強めていくぞと考えるきっかけになれば良いんだけれども、この曲のフワフワとしたテイストを見る限り、そんなメンバーの結束をどうこうみたいなことは考えてなさそうだ。もちろん、彼らのこのテイストを天才なのではと感じてる身としては、バンドの決意とか、そんなことは1mmも考えることなく、ユルやかな音楽活動、いや人生活動そのものを続けていってとお願いしたい。それが結果として彼らのマイペースな音楽活動が持続していく最善の方法のように思いますし、期待します。

(2017.6.29) (レビュアー:大島栄二)


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review, 大島栄二

Posted by musipl