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Czecho No Republic『テレパシー』【メッセージを身体で擬音化したような不思議ダンスのワープ体験は続いてゆく】

情報解禁日にラジオで『テレパシー』のサウンドを聴いた時、なぜか頭の中に、ダンスとも呼べないUFO出現を願うような舞踏を突然演じだすカメラ目線の人が見えた。あと、ギターソロがカッコイー。

MVを見ると、予感は当たっていた。2005年フジファブリック『銀河』、2014年フレデリック『オドループ』そのスミス監督によってかまされた数年越しのワープ体験。ドラマにしきれないメッセージを身体で擬音化したような不思議ダンスが、圧倒的な画面支配力を放っている。この何だか分からないワープ体験は、音楽によるインスパイアやリスペクトによって、あるいはミッシングリンクとなっても数年後も続いてゆく気がする。

(2018.3.17) (レビュアー:北沢東京)


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Czecho No Republic, review, 北沢東京

Posted by musipl