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雨が止んだら『うらら』【彼らが歌にリズムに表現した力強さで、前に進もうとしているLet go】

声がどこからか漏れているような、力を込めたとは言い難いボーカルが淡々と歌っている。しかし聴いていて妙な芯のような強さを感じてしまう。同じようなフレーズを重ねていくことでその強さが出てくるのだろうか。どうかな、よくわからないな。でも確実に力強さがジワジワと伝わってくる。寡黙な人には意志が無いように思われる傾向があって、言葉多い人や声が大きな人の意見が通っていきやすい世の中だったりするけれど、寡黙であっても、声が小さくても、人にはそれぞれ意見というものがあって、この曲はそんな忘れてしまいがちな真実を再確認させてくれるような効能があるように感じる。サビというのか、繰り返されるフレーズが「らりらりら〜、れっがーあ」と聴こえるのだが、最後の部分の口の開き方は「あ」ではなくて「お」だ。歌詞を見てみると「Ulala Let go….」。だからカタカナで表記するなら「ウララ、レッゴーオー」なのだろう。このサビの部分がハミングみたいな感じで聴こえるものの、曲のタイトルが「うらら」なのを考えれば、このサビの部分こそ彼らが伝えたいものなのかもしれない。うん、ややこしいな。実際はシンプルなことをややこしい感じで表現しているためになかなか伝わりにくいかもしれないけれども、あのフレーズを「Let go」と聴き取れさえすれば、彼らが歌にリズムに表現した力強さで、前に進もうとしていることは理解出来るかもしれない。

(2019.7.8) (レビュアー:大島栄二)


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review, 大島栄二

Posted by musipl