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No Rome『Trust3000 (feat. Dijon)』【アジア圏からモダンな曲を生み出すアーティストが出てきている】

今回は、海外のメディアから、2020年期待の(観るべき)アーティスト、と評されているNo Romeを紹介したい。まだEPを数枚出しただけの彼は、なんとマニラ出身。フィリピンのアーティストについて、私はこれまであまりにも無知だったため、はじめ、彼の経歴にいくらか衝撃を受けた。現在はロンドンで活動中とのことだが、アジア圏からモダンな曲を生み出すアーティストが出てきている、ということにわくわくしてしまう。もちろん、そんなバックボーンに注視しなくても、ただ曲だけ聴いてもらえれば、センスとみずみずしさがあふれる、この現代的なポップに、十分、心うばわれるのではないだろうか。あえて大仰に、今、耳にして一番気持ちいい曲、と言ってもいいかもしれない。前述のメディア評も妥当すぎるどころか、さらに期待は高まっている。この一年、彼の動向をしっかりと追っていきたい。また、作品のみならず、フェスや単独での(改めての)来日にも期待大だ。

(2020.1.15) (レビュアー:夜鍋太郎)


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review, 夜鍋太郎

Posted by musipl