<!-- グーグルアナリスティック用のタグ -->

虎の子ラミー『負けるな友よ』
【頑張れとは言ってない、負けるなと言っている】

オフショット満載のMVのそのオフショットがアホっぽくて、とても良い。アホっぽいのがいいのではなくて、そのアホっぽい光景がとても楽しそうで、うらやましい。いや、僕だって楽しく毎日暮らしているんだけれども、その楽しさを支えているのはやはりアホっぽい日常だよなあと再認識する。そんなアホっぽい(失礼ですね、何度も繰り返すのは。本当にスミマセン)虎の子ラミーのみんなが歌うこの歌がとっても素敵で、何というか、友だちってそういうモノだよなあと思わされる。なんか社会的立場なんてものを身につけた人は偉そうに見えたりするのだけれど、旧友からすれば誰だって普通の人でしかなくて、だから本当はどんな人も肩書きを外せばアホっぽい方が自然なのだ。そんな友だちが負けそうに、辛そうになっているのだろうか、虎の子ラミーの歌う「負けるな友よ」は懸命に励ましている。頑張れとは言ってない。負けるなと言っている。疲れた時は休んでいいよと歌っている。またここで会えるよと言葉をかけてくれる。未来を生き急ぐばかりで大切なものを大切に出来なくてと指摘する。そんなことはダメだと諭してくれる。諭すような強い感じではなく、さらりと歌ってくれている。アホっぽいとアホは違っていて、虎の子ラミーはアホではないのだ。だから言葉に真実を感じられる。アホっぽくいても、楽しそうに、幸せそうに笑っている。そういうのが、強いということなのだろう。強いから、弱くても良いといえるのだろう。彼女たちの歌は本当に良いな。余談だが、虎の子ラミーのツイッターの所在地欄に「サファリパークと書いてあるよ。もしかしたら本当はアホっぽいのではなくてアホなのかもしれないとちょっとだけ思ったけど、それはナイショだ。

(2017.6.20) (レビュアー:大島栄二)


ARTIST INFOMATION →


review, 大島栄二, 虎の子ラミー

Posted by musipl