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butterfly inthe stomach『やっちまいなローリングサンダー』【こうやって活動を10年に渡って続けているというのは】

インディーでのデビューアルバム以来注目しているロックバンド。それが2007年だからもう10年だ。butterfly inthe stomachは当時からメチャカッコよくて、一時期ちょっと丸くなったかなという頃もあったが、この新曲はシンプルにカッコよくて嬉しい。バンドってちょっとしたことで活動は変わるし、音楽性やカッコ良さとは関係なく注目を浴びたり、まったく浴びなかったりする。彼らの場合、音楽のカッコ良さを考えたらほとんど注目を浴びてない部類に入るんじゃないかなあと、関係者でもないのに悔しい気持ちになる。スゴくカッコいいのにそれに相応しい知名度になったりしないと、人間だからやりきれない気持ちにもなるだろうし、もう音楽なんて辞めてしまおうと思ったとしてもまったく不思議ではない。実際に辞めていったバンドマンをたくさん知ってる。そうなってしまうと、誰より先に知っていたぞ応援しているぞもっと聴きたいぞと思っていても、もう聴けない。だからこうやって活動を10年に渡って続けているというのは、ありがたいし、嬉しいし、とても貴重なことだなあ。僕のmusiplでのレビューがどのくらいの後押しになるのかは判らないけれども、デビュー10周年の彼らのことを、もっと多くの人に知って欲しいと心から思う。そして、これからもガンガン活動していってください。楽しみにしています。

(2017.7.13) (レビュアー:大島栄二)


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review, 大島栄二

Posted by musipl